川端のしじみエキス粒＜１個＞販売中

創業明治１５年（１８８２年）、１２０余年の歴史と伝統を誇る＜川ばた乃エキス＞より、「しじみエキス粒＜１個＞」のご紹介です。淡水と海水が入り混じる汽水域で、山海の栄養をしっかり閉じ込めた“やまとしじみ”を、昔ながらのこだわりの製法で濃縮。丹精こめて食べやすい粒状にしたしじみエキスをお届けします。
【木曽川産の大和しじみ使用】
淡水と海水の入り混じる“汽水域”（川からと海からの水がぶつかり合う場所、河口付近)で採れる木曽川産のやまとしじみを使用。愛知、三重の県境を流れる木曽川下流の汽水域は、海中のミネラルはもちろん、河川流域から流入したミネラルが豊富。その豊富なミネラルを養分に生息。さらに、海からの潮の満ち引きで、塩分濃度が変わるため、その変化に対応する体内構造（強い内臓）を持っています。水に溶けている栄養を、自分のカラダの中で、必要なものはぎゅーっと閉じ込め、要らないものは吐き出しながら、生きている貝ですが、塩分変化への適応能力を持つものは希少。
【１２０年守り続ける、こだわりの製法】
■しじみ漁：厳選素材、木曽川産大和しじみを、１年に１回のみ、１番いい時期に採取。生きている良質な貝のみ手作業で選別します。
■煮出す：昔ながらの大きな鉄鍋（直径１．２ｍ）で、しじみ（８０ｋｇ）と水（１００リットル）をいれて煮出します。水を加えながら、丁寧にアクをとる作業を繰り返し、しじみの成分が全て煮出された乳白色の煮汁（＝うしお）に。
※水：三重県山中の湧き水を使用。
※熱水抽出：人間のカラダに無理なく吸収できる水溶性の成分のみをを取り出します。
■濾す：麻布袋でろ過。貝殻や身、アクを完全に除去。
※熱水抽出後のしじみは、エキス(成分)の出しガラで、一部のミネラルを除いて栄養成分は殆ど含まれていないため、使用しません。
■煮詰める：ろ過した煮汁を再度鉄鍋に戻し、煮詰めます。３０時間の長時間作業。火加減を絶えず見ながらヘラで攪拌。色が、乳白色から茶褐色の濃縮エキスに。しじみから溶け出した吸収のよい水溶性の栄養が濃縮されています。
■エキス完成：昔ながらの素焼きの瓶で保存。独自の製法によって完成したエキスは、３０以上、家宝のように大切に保存されています。明治大正期に製造されたエキスも現存とのことです。
■粒状に加工：澱粉を加え、食べやすい粒状に加工。全工程のほとんどが手作業です。
【しじみエキスの主な成分】
生しじみに含まれるしじみの成分を熱水抽出し、水溶性の成分だけをギュッと濃縮した商品。１瓶５０ｇ(約４５０粒)には、しじみ約６ｋｇを使用しています。
■アミノ酸（必須アミノ酸全てを含む、各種アミノ酸を含有）：タウリン／オルニチン／イソロイシン／ロイシン／リジン／メチオニン／フェニルアラニン／スレオニン／トリプトファン／バリン／ヒスチジン、
＜非必須アミノ酸＞アルギニン／チロシン／アラニン／グリシン／ブロリン／グルタミン酸／セリン／アスパラギン酸／シスチン
■ビタミン：特に注目なのがビタミンＢ１２、他、ビタミンＢ２、ビタミンＢ６、ナイアシン
■ミネラル：特に注目なのが鉄、亜鉛。他、カルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム